悲しさに向き合うということ
制限されるものから解放されて毎日楽しく忙しく過ごしてるけど、ふとした瞬間に悲しさに引き込まれそうになる。
その度に、怒涛の展開がたくさんあって人生楽しいって方向に切り替えるんだけどこれってあまり良くないのでは?と最近思う。
ちゃんと向き合わなきゃいけない事から目を逸らすのは簡単だけど、それって何も解決しないし大事なことがどんどん抜け落ちそうだからもう逃げたくない。
悲しい原因は、大事なものを自分から手放してしまったこと。
どっちを選んでもきっと後悔してたし悲しくなってたから予想できた悲しみだけど、思い出や痕が色んなところに隠れてて気を抜くとすぐ顔を出してきて、想定してたものを遥かに上回る悲しみがやってくる。
ずっと一緒にいると思ってたし痛いほど愛されてたからすぐこの悲しみが無くなると思わない、そんな簡単に消えてくれないし消したくない。だってわたしの中から愛が無くなったわけではないから。
嫌なところが無かったわけではないし束縛や行きすぎた愛情に疲れてしまってこうなった。
それでも一緒にいろんな国を巡ってたくさん喧嘩して仲直りしてわがままを聞いてくれてこれ以上ないくらい愛をたくさん伝えてくれて私自身が知らなかった感情を芽生えさせてくれた。
お陰で人の愛し方や人を許すこと、他人との深い付き合い方について身を以て知ることができた。
二人が抱える問題についてもっと早く話をしていたらきっと今も一緒にいたかもしれないって思うから悲しい。わかってほしかったしわかってあげたかった。許してあげるから許してほしかった。今更思ってもしょうがないけどもっとしっかり会話をできたらよかった。
なので、東京を離れて福岡に引っ越す予定は無くなったし私を縛るものも無くなったのでみんな軽率に飲みに誘ってね!飲んでる時に泣いても許してね。
まあ四連休一緒に過ごすんですけどね